日向市細島清正区 津波一時避難所

細島清正区津波一時避難所の設置の経緯

清正区は、日向市東部に位置する港町細島の一区であります。
当時、津波防災の避難通路は日向市により施してありましたが、避難をしてからの一時的な待機場所がなく、区の避難訓練を行っても全員が安全なところまで避難することが出来ませんでした。

 

清正区において、弊社代表が防災の担当をしていたこともあり、区長と共に各関係機関に津波一時避難所の設置を強く要望しましたが、予算等の関係と設置する場所が私有地ということもあり「出来ない」という回答でした。
そこで、日向灘地震・南海トラフ地震が近いと予測されている中、一時避難場所の必要性を感じ、会社の土場を兼ねた一時避難場所を造ることにしました。

 

最初に土地の確保のため、地権者と粘り強く交渉し、2年間かけて令和元年11月に土地を取得しました。
それ以降、業務の合間を利用して、工事着手、伐開、進入路工事、盛土、整地を施し、最後に日向市より発生品の提供を受け排水工事を行い、令和3年5月に完成しました。

施工前
施工中
完成

駅周辺清掃作業

日向市駅も完成してから10年を過ぎ、歩行者通路に汚れ・コケ等の付着がみられた為、雨天の日に社員による清掃を行いました。

通勤路(市道)伐開 除草作業

平成30年に現在の場所に事務所を移転する前までは、通勤の私道が狭いということもありましたが、定期的に感謝の意を込め、除草伐開作業を行いました。